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あなたは迷わず決断出来ますか?

 

人生には、一生に一度あるかないかの決断から、日々の小さな選択まで、決めなくてはならないさまざまなことがあります。通常、大きな決断は選択肢がせまくて二者一択、逆に小さな決断はたくさんの選択肢がある場合が多いようです。いずれにせよ、大きくても小さくても、迷いはじめると、人はなかなか決定がくだせないものです。

 

ほとんどの人がまごつくのは、日常の小さな選択や決定でしょう。あそこに電話すべきか、それともやめようか、あれを買おうか買うまいか、今日は髪を洗おうか、洗うまいか・・。このようなことが数かぎりなくつづくわけです。デパートに買い物に行けば行ったで、どれを選んだらよいのかわからない、こんな小さなことで、文字どおり一日が台なしになってしまう場合もあります。

 

小さな決定ですらそんな状態なのですから、大きな決断をくだすときにはどれほど迷うことだろうと、と思うかもしれません。しかし、皮肉なことに現実はかならずしもそうではないのです。

 

たとえば大きな会社や組織を動かし、その決定がおおぜいの生活に影響をおよぼす人のほうが、日常の小さなことしか決めることがない人より、たやすく決定をくだす場合がよく見られます。決断しなくてはならないことがあればあるほど、一つの決断はラクになり、また大きな決定をくだすようになればなるほど、ほかの小さなことを決めるのは簡単になるのです。

 

逆に、決断することが少なければ少ないで、ひとつのことがいっそう重要になってしまい、決断がむずかしくなりがちです。そうなると、今度は日々の小さなことが決められなくなり、雑事に追われる結果となってしまいます。

 

大きな決定であろうとなかろうと、このような優柔不断の最大の原因は、”正しい”判断ができるかどうか自信がないために生じる「恐れ」。最高の判断をしなければと思うあまり、何も決められなくなってしまいます。

 

ところが、この「恐れ」というのは、人生の目的が小さい人にかぎって起きる特有の現象なのです。

 

人生の目的の大きい人は、決断が早く、しかも難なく行動に移します。たとえば人類の将来を考えて活動や研究をしている人、精神的指導者や真の意味での宗教家、子どもの人権を守るために働いている人、あるいは、世界でいちばん大きな大根を作ろうと品種改良にうち込んでいる人でもいいのです。つまり、そういった人たちは、その人個人の身のまわりのことや単なる金儲けではない、広大な目標を抱いているのです。

 

このように人生に大きなゴールがあると、ほかのことはすべて、初めは大きく見えても、結局は相対的に小さなものになっていきます。そうすると、オフィスのなかだけが世界のすべてではなくなるでしょう。ひとりの人間との関わりが人生のすべてではなくなるでしょう。したがって、最高の決断ができなくても、それがこの世の終わりではないと感じるようになるのです。

 

機会や可能性というものは、ほかにもいくらでもあります。うまくいかないことがひとつぐらいあっても、同じあやまちをくり返さないかぎり、失敗はいい経験となり得るのです。失敗を乗り越え、その後はベストをつくしていけばいいのですから。

 

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